睡眠とホルモンバランスの関係|ぐっすり眠るための7つの工夫
「最近、なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」。そんな日が続くと、生理周期が乱れたり、肌荒れがひどくなったり。逆に、生理前になると眠くて眠くて仕方ない…なんてことも。
実は、睡眠とホルモンバランスって、すごく密接に関係してる。睡眠不足がホルモンを乱すし、ホルモンの変動が睡眠を妨げる。まるで、にわとりとたまご。
この記事では、その関係性と、毎日の眠りの質を上げるヒントをお伝えします。
睡眠不足がホルモンバランスを崩す理由
寝不足の翌日って、やたらイライラしたり、甘いものが欲しくなったりしませんか? それ、偶然じゃないです。
睡眠が足りないと、**ストレスホルモン(コルチゾール)**が増えて、**女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)**の分泌リズムが崩れやすくなる。さらに、食欲をコントロールするホルモンまで狂うから、食べ過ぎちゃう。
特に、深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が短いと、成長ホルモンの分泌も減って、肌のターンオーバーが乱れる。「寝不足だと肌が荒れる」って、ちゃんと理由があるんです。
生理周期にも影響が
慢性的な睡眠不足は、排卵を遅らせたり、生理周期を不規則にすることがあります。周りの友達に聞いても、「仕事が忙しくて寝てなかったら、生理が遅れた」って声、わりと多い。
メラトニンと女性ホルモンの関係
「睡眠ホルモン」って呼ばれるメラトニン。暗くなると分泌されて、自然な眠気を引き起こしてくれます。
このメラトニン、実は卵巣の機能とも深く関わってる。メラトニンがきちんと出ていると、卵巣を酸化ストレスから守ってくれたり、排卵のリズムを整える手助けをしてくれるらしい。
逆に、夜更かしやスマホの光でメラトニンの分泌が減ると、女性ホルモンのバランスにも悪影響が。寝る前のスクロール、気持ちはわかるけど、ほどほどに。
生理周期で変わる眠りの質
女性の体って、生理周期によって眠りやすさが変わります。
**生理前(黄体期)**は、プロゲステロンが増えて体温が上がるから、眠りが浅くなりやすい。「寝てるのに疲れが取れない」って感じるのは、このせい。逆に日中の眠気がすごくて、仕事中にウトウト…なんてことも。
生理中は、ホルモンが急激に下がって、痛みや不快感で眠れないことが多い。
**生理後(卵胞期)**は、エストロゲンが増えて、わりと調子がいい。眠りも深くなりやすい時期。
このリズムを知っておくと、「今週眠れないのは、生理前だからか」って納得できて、少し気が楽になります。
ぐっすり眠るための7つの工夫
ここからは、今夜から試せる快眠のコツを7つご紹介。全部やらなくていいので、できそうなものから試してみて。
1. 朝、太陽の光を浴びる
メラトニンは、朝に太陽光を浴びてから約14〜16時間後に分泌されます。だから、朝起きたらカーテンを開けて、光を取り込む。これだけで、夜の寝付きがぐっと良くなる。
曇りの日でも効果はあるので、とりあえず窓際に行く習慣をつけるのがおすすめ。
2. 寝る2時間前にはスマホを置く
ブルーライトが〜って話はもう聞き飽きたかもしれないけど、やっぱり大事。理想は寝る2時間前。難しければ、せめて30分前には画面を見ないようにする。
どうしても触りたいなら、ナイトモード(暖色系の画面)に設定したり、明るさを最低限まで下げると、まだマシ。
3. 寝る前のルーティンを作る
「これをやったら寝る」っていう儀式があると、体がスイッチを切り替えやすくなる。
- お気に入りのハーブティーを飲む
- ストレッチを5分だけやる
- アロマを焚く(ラベンダーやカモミールが定番)
- 日記を2〜3行だけ書く
わたしは最近、寝る前に「今日よかったこと3つ」を頭の中で思い出すのが習慣。これやると、不安な気持ちが少し落ち着く。
4. 寝室の温度と湿度を整える
眠りにつくときって、体温が少し下がります。だから、部屋が暑すぎると寝付けない。
理想は室温18〜20℃、湿度50〜60%。冬はちょっと寒いくらいがちょうどいい。布団で調整する感じ。
夏はエアコンのタイマーをうまく使って、朝方に暑くて起きないように工夫するのがポイント。
5. カフェインは15時まで
コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェイン。効果が続くのは、個人差もあるけど5〜7時間くらい。
15時以降に飲むと、夜まで影響が残る可能性があるので、午後はノンカフェインのお茶(麦茶、ルイボスティー、ハーブティー)に切り替えるのがおすすめ。
ちなみに、チョコレートにもカフェインが含まれてるので、夜中に板チョコ1枚食べると眠れなくなることも。気をつけて。
6. 軽い運動を習慣にする
運動すると、夜の深い眠りが増えるって研究もあります。激しい運動じゃなくて、軽いウォーキングやヨガで十分。
ただし、寝る直前に激しく動くと逆に目が覚めちゃうので、運動は夕方までに済ませるのがベター。
7. 「眠れなくても大丈夫」と思う
これ、意外と大事。
「眠らなきゃ」ってプレッシャーを感じると、余計に眠れなくなる。もし30分寝付けなかったら、いったんベッドから出て、薄暗い部屋で軽く読書したり、ストレッチしたり。
「今日は眠れない日なんだな」って割り切ると、気持ちが楽になって、逆にスッと眠れたりします。完璧を求めすぎない。
病院に相談するタイミング
もし、こんな症状が続くなら、婦人科や睡眠外来に相談してみて。
- 2週間以上、毎日眠れない日が続く
- 日中の眠気で仕事や生活に支障が出ている
- 生理不順や無月経が続いている
- イライラや落ち込みがひどい
睡眠障害やホルモンバランスの乱れは、自分だけで抱え込まなくていい。専門家に相談すれば、適切な治療やアドバイスがもらえます。
最後に
睡眠って、ついつい後回しにしがち。「もうちょっとだけ」って夜更かししたり、忙しくて削っちゃったり。
でも、ホルモンバランスを整えるためにも、肌や体調のためにも、やっぱり睡眠は大事。1日7〜8時間は確保したいところ。
「完璧な睡眠」を目指さなくていいから、できることから少しずつ。今夜は、いつもより30分早くベッドに入ってみる、とかでも十分です。
あなたの体が、ゆっくり休める夜が増えますように。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。睡眠や生理に関する不調が続く場合は、婦人科や睡眠専門医にご相談ください。