生理中のお風呂、湯船に入っても大丈夫?正しい入浴法と注意点
「生理中って、湯船に入っていいの?」
この質問、わたしも20代の頃はずっと気になってました。シャワーだけで済ませる日が続くと、なんだか疲れが取れないし、冬は寒いし。でも湯船に入るのはなんとなく不安で。
生理中の入浴って、意外とみんな悩んでるテーマなんですよね。周りには聞きづらいし、ネットで調べても「絶対ダメ」派と「全然OK」派で意見が分かれてる。
今回は、生理中のお風呂事情について、医学的な視点も交えながら整理してみます。
結論:生理中でも湯船に入れます
まず結論から。生理中でも、湯船に浸かること自体は問題ありません。
「え、でも血が出るのでは…?」と思いますよね。実は、湯船に浸かっている間は水圧がかかるので、経血が外に出にくくなるんです。完全に止まるわけではないけど、思っているよりずっと少ない。
ただし、「入っていい」と「どう入ってもいい」は別の話。気をつけるべきポイントがいくつかあります。
湯船に入るときの3つのルール
1. 入る前にデリケートゾーンを洗う
これ、基本中の基本。
生理中はナプキンで蒸れやすいし、雑菌も繁殖しやすい状態。そのまま湯船に入ると、雑菌を広げてしまうことになります。
まずはシャワーでデリケートゾーンをやさしく洗ってから、湯船へ。ゴシゴシ洗う必要はないです。むしろ刺激は厳禁。ぬるま湯で表面をさっと流すだけでも全然違います。
2. 長湯しすぎない
温かい湯船、気持ちいいですよね。でも生理中の長湯には注意が必要。
体が温まりすぎると血行が良くなって、湯船から出たあとに経血の量が増えることがあります。これ自体は病気じゃないけど、お風呂上がりに慌てることになるので。
目安は10〜15分くらい。ゆっくりつかりたい気持ちはわかるけど、ほどほどに。
3. 出るときはすぐにナプキンを
当たり前だけど、意外と盲点なのがこれ。
湯船から出たら、体を拭く前にまずトイレへ。水圧から解放されると、経血が一気に出てくることがあるので。ナプキンをつけてから、ゆっくり体を拭く。この順番、大事です。
わたしは脱衣所にナプキンを用意してから入るようにしてます。お風呂上がりに部屋まで取りに行く…みたいな事態を避けるために。
おすすめの入浴法
生理中でも快適に入浴するために、わたしが実践してるコツをいくつか。
お湯の温度はぬるめ(38〜40度)に
熱いお湯は血行を良くしすぎるので、ちょっとぬるめが正解。38〜40度くらいが、体をじんわり温めつつ、経血量を急激に増やさない絶妙なライン。
半身浴もあり
肩まで浸からなくても、みぞおちあたりまでの半身浴でも十分温まります。体への負担も少ないし、のぼせにくい。
アロマやバスソルトでリラックス
生理中って、気分が沈みがちだったり、イライラしたり。お風呂タイムを少しでも心地よくするために、好きな香りのアロマを垂らしたり、バスソルトを入れたり。
ラベンダーやカモミールは、生理痛の緩和にもいいと言われてます。気休めかもしれないけど、香りがあるだけで気分が変わる。
やっちゃダメな入浴法
逆に、これはやめたほうがいいよ、というパターン。
タンポンをつけたまま入浴
「タンポンつけてれば安心」と思う人もいるかもしれないけど、おすすめしません。
タンポンは水を吸収してしまうので、お風呂のお湯も吸っちゃう。雑菌が繁殖しやすくなるし、感染のリスクも上がります。湯船に入るときはタンポンを外して、出たらすぐナプキンをつける、が基本です。
経血量が多い日に無理して入る
「2日目で量がめちゃくちゃ多いけど、どうしても湯船に入りたい!」
その気持ちはわかるけど、無理はしない方がいい。量が多い日は水圧があっても漏れやすいし、お風呂上がりの処理も大変。そういう日は潔くシャワーで済ませて、量が落ち着いてから湯船を楽しむ。
熱いお湯で長風呂
何度も言うけど、これはNG。血行が良くなりすぎて、お風呂上がりに大量出血…みたいなことになりかねない。
それに、生理中は貧血気味になってることも多いので、熱いお湯に長く浸かると立ちくらみの原因にも。
温泉や銭湯は?
「家のお風呂はわかったけど、温泉や銭湯はどうなの?」
これ、すごく聞かれます。
正直なところ、生理中の温泉や銭湯は避けた方が無難です。
理由は衛生面。自宅のお風呂と違って、不特定多数の人が使う場所。経血が少しでも漏れてしまったら、他の人に迷惑をかけてしまうし、自分自身も感染のリスクが上がります。
温泉旅行と生理が被ってしまったら、部屋のお風呂や温泉の個室風呂を使うのがベスト。もしくは、潔くシャワーだけにして、次回のお楽しみにする。
生理中の入浴、実は体にいいこともある
ここまで注意点ばかり書いたけど、生理中にお風呂に入ること自体は、むしろ体にいい効果もあります。
生理痛が和らぐ
温かいお湯に浸かると、血行が良くなって筋肉がほぐれます。これが生理痛の緩和につながることも。お腹や腰が重い日は、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるだけでも楽になることがあります。
リラックス効果
生理中って、ホルモンバランスの影響でメンタルが不安定になりがち。お風呂に入ることで副交感神経が優位になって、リラックスできます。質の良い睡眠にもつながるので、生理中の不調対策としては結構おすすめ。
清潔を保てる
生理中はどうしてもデリケートゾーンが蒸れやすいし、においも気になる。シャワーだけじゃなく湯船にも浸かることで、体全体を温めながら清潔に保てます。
ただし、デリケートゾーンを洗うときはゴシゴシ洗わないこと。専用のソープを使って、やさしく洗うのが基本です。
生理中の入浴、結局どうすればいい?
まとめると、こんな感じ。
- 湯船に入ること自体はOK(水圧で経血は出にくくなる)
- 入る前にデリケートゾーンを洗う
- お湯はぬるめ(38〜40度)で、長湯しない(10〜15分)
- 出たらすぐにナプキンをつける
- 量が多い日は無理せずシャワーで
- 温泉・銭湯は避ける
生理中のお風呂、ルールさえ守れば全然怖くないです。むしろ、生理痛の緩和やリラックスのために、積極的に活用してもいいくらい。
「シャワーだけだと疲れが取れない」「冬は寒くてつらい」と感じてる人は、ぜひ試してみてください。
※この記事の内容は、あくまで一般的な情報です。経血量が異常に多い、お風呂に入ると必ず気分が悪くなる、など気になる症状がある場合は、婦人科を受診してくださいね。